学校の制服を扱う商店街のお店で働いた。
仕事内容は、子供の制服を選ぶにあたって採寸をしたり、倉庫から在庫を持ってくることだったが、在庫の場所を覚えるのが難しかった。正直みんな似たようなデザインで、種類も多いので並べてもすぐわからないくらいだった。
子供は高校入学を控えている中学三年生で、母親に連れられて浮かれているか、ずっとイヤホンを耳につっこんでいて怒られているかどちらかだった。
家族経営のお店で、70代の社長がいつも激しく怒られていた。織田裕二に似ている社員がいて、「あんたが〜って言ったんだろ!」みたいなことを机を叩きながら怒鳴ったり、織田裕二似のお姉さん(メガネで細身)が不満げにうろうろしながら押し黙ったり、社長の奥さん(細身)が、「あなたがやるって言ったんでしょ!」みたいに怒鳴ったりしてた。社長はいつもあまり言い返さず、黙り込んでいた。
▶この色のコートを着たら「ユージだね」と言われ、しばらく意味が分からなかった
アルバイトは、修羅場の多さに引いていた。家族経営は人間関係のストレスが多そう。
▶︎同族経営で妹さんにきつく注意されるのがストレスというお悩み