森の中に道を作るボランティアをした。檜原村近くで、まる1日作業をした。
森は既に大きな木が間引かれており、それなりに開けている。その開かれたゾーンにロープと小枝で道を作る。
高校生くらいから70歳位までの男女がボランティアとしてやってきており、3つくらいのグループに分かれて作業をした。
仕事内容としてはロープを短めに切ることと、小枝を作ることで、ナイフを使っての作業が新鮮ながら、結構力も要るし、飽きるし、でクタクタになった。ただ森の中なので空気も綺麗で、少し安らいだ。
お弁当はボランティア同士の交流タイムということだったが、全体的に疲れている人が多いのか皆寡黙で、元気なベテランボランティアの中年男性(多分いい人)がほぼ一人でテンション高めに話していた。
▶︎ごはんを観ながら見た景色。多少癒される
お昼休憩が終わって黙々と作業をしていたら、70代くらいのベテランボランティアの男性が他のグループからやってきて、いい子そうな長髪女子高生(少しかわいい)に、ロープを切る時にナイフをうまく使う方法を説明していた。私もぼんやり説明を聞いていたら、
「何やってるんですか、--さん!」
と、大きな声がして、見ると同じグループの70代くらいの男性がものすごくプリプリしていた。
「あなたは違う班でしょう、持ち場に戻ってください、はやく、ほらはやく」
と追い立てられ、別グループの男性は、
「ごめんね、おじさん、若い子となかなか会わないから嬉しくなって話しかけちゃったよ」
と、困った笑い顔で言いつつ、退散していった。女子高生はニコニコと中立的な顔で終始サイレントだった。教えてくれた人はただの親切な人だと思うので、かなり手厳しいなと思った。
最後にグループ毎に集まって総括をして、解散になった。道が多少できてきたようでよかった。すごく疲れたけど、森の道がこんなに地道に作られていることを考えると少ししみじみとした。
ボランティアは各自治体募集要項などをチェック。