ごはんがおいしくてプールで泳げて温泉がある館山のオーベルジュに行ってきた。
都心から2時間程度のドライブの末、到着した。外観とお部屋の雰囲気は素朴ながら清潔感がある。12歳以下は入れないそうで、落ち着いた雰囲気が漂っている。
部屋からは緑豊かな景色が。こちらの畑でとれた野菜も一部料理に使われているらしい。少し部屋はじめっとしている気がしたが、まぁ気にならないレベルだった。
プール近くにはハンモックがあった。勢いよく乗ったらハンモックごと一回転して地面にずるっと落ちた。通りかかったカップルがすごい勢いで目をそらしていて、少し恥ずかしかった。でも快適なハンモックだった。
▶ハンモックビュー
夕焼けがきれいだった。オレンジ色に所々染まった雲が流れていくのを眺めていて心が癒された。朝9時から夜9時までプールで泳げるのもよかった。プールがハート形なのが少し恥ずかしいけど、過剰に密着するカップルなどもおらず、クールな空気が流れている。
お風呂は6種類あっていずれも貸し切りだった。露天風呂もあり。
さて、待ちに待った食事。半個室のようなところで頂けた。
結論から言うと、とてもおいしかった。夜ごはんも朝ごはんも文句のつけようがない、都内の一流ホテル・レストラン顔負けの味だ。雰囲気もいいしお皿の温度やデザインなどすべてにおいて素晴らしかった。
せっかくなので2日めのディナーをフル実況してみる。
前菜はスモークサーモン、ホタテ、サラダが出た。キャビアがかかっている。食感と言い変化する味わいと言い、素晴らしかった。
次は、牛テールのコンソメジュレスープ。冷たいスープは少し苦手だが、これはよかった。舌にうまみが伝わり少し震えた。
パンはオリーブオイルをつけていただいた。
次に出てきたのは鮮魚のパネ。白身魚の白身がすごくきれい。かりっとした皮がたまらない。
お口直しのキウイのシャーベット。氷の粒度が大きく、主張が強めに感じた。
メインはカモ肉のコンフィにした。カモには独特のとっつきづらさがあるが、良い意味でフレンドリーな味だった。トロトロのピーマンが美味。
デザート。このジェラートのゆるさが素敵だった。
残念ながらコロナ対策で閉鎖されていたが近場に海水浴場もあるし、自転車も借りられる。海外のビーチリゾートよりずっと小ぶりだが、食事のクオリティは十分。疲れ切った心身を休めるのにおすすめだ。