どこでもライオン

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六本木の国立新美術館

六本木の新国立美術館あたりは、空が綺麗だ。美術館のガラス張りの建物は外観も内観も素敵。吹き抜けになっており開放感のある空間に、ガラスの壁から明るくて押し付けがましくない光が漏れてくる。

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調べてみると黒川紀章氏の生前最後に手がけた美術館のようだ。黒川氏のインタビューを見てみたら、建築家って大変だなと思いつつ、黒川氏はとても感じがいい人だなぁと思った。吉本ばななさんが、「小説家って華やかな職業の印象を持っているかもしれないけど、年数回のパーティー以外は座りっぱなしで腰が痛くなったりそんなに華やかなものじゃない」といった内容のことを書いていたが、建築家も「こんなコンセプトで行こう! 以上!」みたいに言い切ったら後は周りの人が良きようにやってくれるわけではなく、幾つもの会議があり、計算があり、試作があることを知った。(人によるのかも知れないけど)。
参考記事:https://www.nact.jp/information/introduce/architecture/pdf/interview.pdf

そんな六本木の新国立美術館に、知人が絵で賞を取って、展示してあるとのことだったので行ってみた。エスカレーターを上り切り、展示会会場へ。

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POP  ART的なものから風景画、人物画まで様々な作品が並ぶ。大きな絵を近くで見られるのは幸せだ。絵の具のダマや水彩画の水気が多い部分までじっくり見られる。
知人の絵は、明るいけどどこか黒くくすんだ黄色を基調とした絵で、底抜けに明るい絵の中に、奥行きを感じた。ギラギラとした表情の絵の中の人たちもいい。「今は踊ることが全て!」というラテンな感じが伝わってきた。

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