マダム・タッソーには有名人の再現度が高い人形がたくさん置いてある。再現度が高いとは言っても、やはり生々しさはそこまでなく、人形らしさがある。それでも原寸大の大きさや体格を体感できるのでかなり面白い。
入場料は2600円と少し高めだが、どう頑張っても会えない有名人やキャラクターに疑似的に会えるので、お得感(というのもケチな表現だけど)がある。展示されている人形は入れ替えがあり、2022年7月15日からはスケートの羽生選手の人形も登場する。氷上だとかなり華奢そうだけど実際どんな感じなのか気になるところだ…。
さて、感覚的なレポートになるが、印象に残った人形について書いてみる。
まず、アイドルグループ・AKB48の大島優子。わりと普通にいそうな大きさだった。身長152センチ。えくぼがかわいい。
相対性理論を発表した、理論物理学者・アインシュタインは彫りが深く、細身で、下手するとモテそうな気配すらした。身長は170センチ。
日本屈指のミュージシャン・坂本龍一は普通。学会とかでいそうなインテリな空気感はあったものの電車の中で判別できるか今ひとつ自信がない。身長171センチ。
イギリス文学のアイドル・シェークスピアもいた。シェークスピアの写真は残っていないので再現性は限りなく低そうだが、こういう形でも会えてよかった。(個人的に『マクベス』が好きだ。)
『ティファニーで朝食を』や『ローマの休日』など名作多数のイギリス人女優・オードリ・ヘップバーンはとても細かった。この背中の小ささ、儚さ…。169センチ・50キロ前後でだいぶスリム。
スパイダーマンとE.T.は、USJで見たことがあるのであまり新鮮味はなかった。スパイダーマンは少し面長に見えた。E.T.は幸せそうだった。
ディカプリオはハリウッドきってのモテ男だけあり堂々としていたが、映画で見るより顔が薄く見えた。結構背は高い。身長183センチ。
かなりいろいろな有名人がごった返しているので、シュールで楽しかった。