関東圏(特に東京)の人がよく行く比較的気軽な観光地と言えば伊豆と箱根だ。両方とも標高が小高く、高級宿とリーズナブルな宿がある。そして、美術館/博物館がいくつもあり、長期滞在をしても飽きない。
両者の美術館/博物館は、箱根が美麗で雄大であるのに対し、伊豆はマニアックで雄大だ。
「怪しい少年少女博物館」「まぼろし博覧会」はマニアックな伊豆の博物館/美術館の中でも群を抜いて深い。何に対してマニアックかと言うと「怪しさ」「雑多感」においてだ。マニアックもある領域を超えると普遍的になると思うが、まさにそんな施設だった。
「怪しい少年少女博物館」のホームページの説明が結構的を射ているかと思う。
ペンギンを改造した怪しい外観が目印。可愛くて気持ち悪くて懐かしくて可笑しい。圧倒的ボリュームのオモチャや昭和の生活雑貨からホラー恐怖体験まで。テーマごっちゃまぜの白昼夢の世界を体験できます。
▶怪しい人形が早速エントランスに有り
結構アダルトな展示物もあるので抜粋して写真を載せる。
こういうレトロな人形が多いが、数が多く結構怖い。夜パーティーなどしそうだ。
展示方法も独特。言い方は悪いが、ややゴミ屋敷のような印象を受ける。
▶たぶん、ブルース・リー
聖徳太子(これも多分)。サイズ感がバグっている。
マネキンが非常に自由に使われている。
学生運動時の荒々しい字体のプラカード(すいません、これも「多分」)。結構怖い。
説明に「多分」が多くなってしまったが、まぁよく分からないものが多い。
カップル向けのサイト「縁結び大学」に掲載されているようだが、ある程度関係が進んでから訪問した方がいいかもしれない。