どこでもライオン

This lion is everywhere and nowhere.

朝のアンコールワット

12世紀前半に建てられたヒンドゥー教最大の寺院・アンコールワットで朝日を観ることに興奮しまくっている記事を読み、正直ありがたみは良く分からないけど、行ってみることにした。

朝5時半に入り口が開くので、前の日にトゥクトゥクを予約した。チケットを本当は買っておかないといけなかったのだが、買っていなかったせいで、当日の朝にトゥクトゥクのお兄さんがアンコールワット入り口から激走してチケット売り場まで運んで行ってくれた。なんとかチケットはスムーズに買えた。そこからまたチケットを手に激走してアンコールワットまで行き、なんとか日の出に間に合った。正直このお兄さんの必死で真摯な走りが今日のハイライトだった。最後にお礼を言った時に見せた、疲れ切っているけど人の良さそうな笑顔はちょっと忘れられない。(朝から申し訳ないことをしてしまった…)。

さてアンコールワットに入ると、雄大な池に映る建物や木々が見える。

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眠そうな観光客がたくさん集まってくる。

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やっぱりきれい。空気も澄んでいる。

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建物は12世紀の建造物とは思えない程しっかりしている。

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赤いドレスを着て撮影をしている人もいた。「映える」写真が撮れそう。

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少しするとすっかり日が高くなり、木々の緑が濃くなってきた。

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この土色の重厚な建物は唯一無二で見ていて楽しい。光が当たったり陰になったり良さがどんどん変わっていく。

遺跡にかかわらず、カンボジアを旅行していると色がすごくきれいに感じる瞬間がよくあった。なんというか、狙って出せない良さがある。