東南アジアで最長の河川、メコン川は、チベット高原の源流から中国雲南省、ミャンマーとラオスの国境、タイとラオスの国境、カンボジア、ベトナムを通って、南シナ海へと流れる長大な河川だ。その全長は約4800kmにも及ぶ。
そんなメコン川でのクルーズはナショナルジオグラフィックの本『いつかは行きたい一生に一度だけの旅BEST500』でもおすすめされている。
たしかにベトナムのメコン川で川下りをしたら、そこらのディズニーランドが目じゃないくらい楽しかった。
まず、意外と川が細く流れが早い。それでもって木々の間をするする抜けていくから、冒険気分が味わえる。座っている木の舟底に過ぎていく水の塊を感じるのが気持ちいい。そして、明るい景色が最高! 陽の差し込み方に、地球のすごさを感じる。
水は子犬のように茶色いが、懸念したどぶ臭さはない。(天気によるのかな?)空気も思い切り吸える。とにかく最高に楽しいクルーズだった。
▶︎漕ぐ人の年齢も性別もバラバラ
▶︎言語の問題かもしれないが、比較的寡黙でにこやかな人が漕いでくれたのもよかった