愛国駅と幸福駅は、 廃線となっている旧国鉄広尾線の駅だ。廃線自体あまり見たことがないので行ってみた。
最初に行った愛国駅は全然人がいなかった。
錆びた車両が置かれてるが、展示なのかは謎。
立て看板を読んで、愛国駅と幸福駅が恋人の聖地であることを知る。どうやら「恋人の聖地プロジェクト」と言う素敵なプロポーズのシチュエーションを提案したりするプロジェクトがあり、見事聖地(プロポーズとして最適な場所?)として選出されたらしかった。
駅舎に入ってみると、びっちり貼られた切符がやや「聖地」感を増しているものの、当時の道具のようなものの展示もあり、そこまで華やいだ雰囲気ではなかった。
続いて幸福駅へ。愛国駅からは、車で20分くらいだった。
愛国駅より人が多く、「聖地」らしかった。ただし恋人が多く訪れているという印象はない。お土産も充実しているので、観光地として人気なんだと思う。
駅舎脇には、十勝の特産物を売る自動販売機とガチャが並んでいた。
ガチャのラインナップは、幸せ育てるキーホルダー、特製マグネット、アイヌ式模様マスキングテープなど、巷のガチャとは一味違っていた。
駅舎の中はピンク色の切符がびっしり。ちょっと怖い。
聖地名物の鐘もちゃんとあった。音は普通。
駅舎は、昭和の映画に出てきそうなこぢんまりとしたかわいらしい佇まいだった。
駅のホームを歩いてみる。
電車の中にも入ってみる。木製部分が多く、気持ちレトロに感じた。デザインもなかなかいい。
※補足:記事中にある幸福駅の切符は直近で撤去されたようです。
「愛の国から幸福へ」の幸福駅、観光客らが思い記したカード撤去…建物に負荷かかり(読売新聞オンライン) - Yahoo!ニュース