どこでもライオン

This lion is everywhere and nowhere.

テント設営バイト中の公園

お祭りの前日に公園に大型テントを設営する仕事。結構広い公園で一日中テントを運んだり組み立てた。運搬も組み立ても声を掛け合って4人以上で行った。重くて長いテントを運ぶのは想像以上に難儀だった。

公園を通る人たちに「お祭りですかー?」と何回か声を掛けられた。陽気な人が多かった。公園を通る人たちの中に、中西哲生さんと山口智子さんもいたらしい。気づかなかった…。多分岡本太郎美術館が近くにあるし、地元民しか通らない公園ではないんだと思う。

一緒に働いた大工さんはいい人たちで、お互いに気を遣いあっていて、ギスギスした感じがなかった。中に寡黙で見た目もすごいかっこいい大工さんがいて、「こんな人普通にいるんだな」と思った。寡黙さもかっこよさも昭和の映画に出てきそうな人だった。

お昼ご飯はカツ丼弁当がでた。ほかほかしていて、カツがいい具合にふやけていておいしかった。幸せな気分で完食した。しかし正直食べ足りなかった。他の大工さんがこの量のカツ丼弁当で満足していることに驚いた。

1日中外で働いていたから夕方頃には服が土くさくなっていた。なんとか予定していたテントの設営が終わり解散になった時には空が真っ暗だったので、時間の経過にややはっとした。