気球に乗って世界を旅をする映画がかつてヒットした。
しかし気球ってそんなに乗り心地が良いのか、コントロールできるものなのか、ただ風船にかごをつけただけではないのか…。謎は深まるばかり。(…というほどでもないが)。
というわけで、富良野で気球に乗ってみた。小島麻由美の曲みたいなフライトを期待しつつ。
現場に行ってみると半分つぶれた状態の気球があった。しかも何やら係の人が話し込んでいる。
集合時間が朝6時と早く、寒い中少し待った。風が強いので中止になるのではないかと半分諦めかけたところで声がかかり、気球に乗り込んだ。気球は徐々に膨らみ、ふわふわ上空に上がっていった。
はた目からは優雅に見えるかもしれないが、意外と速度が速く、すぐ近くでバーナーが燃えているのでだいぶ頭が熱く、音も激しかった。この状態で昔の映画の人のように世界を旅行するとなると結構ハードだなと思った。ものすごい雲も多く見晴らしもそんなによくなかった。