ノルウェーの首都・オスロは「受け狙い」なスポットがわりと少なめなので、あまり過剰に何かを求めていくと肩すかしを喰らうと思う。街並みは綺麗だけど、人は少ないし、観光スポットも真面目な雰囲気のところが多い。日本で言うと茨城に少し似ている。過剰に町おこしをせず、親切で良質でケチくささがない。でも人々に理解してもらう努力をそこまでしていない為、クオリティ以上の賞賛を享受していない…。
個人的にはオスロがとても好きだ。(前述した、茨城も)。
オスロに関して何がいいって、まず、コーヒーが文句なしにおいしい。
春なのに街に人がいない。(気持ちの良いレベルの哀愁)
マクドナルドのポテトはカリカリタイプ。
ビールも文句なしに辛くておいしい。
公園にはシュールな銅像があり。
ビートルズの曲にもなったリアル『ノルウェイの森』も電車に乗りながら見られる。(街中にも森はありますが、電車から見た森が1番よかった)。
オスロ訪問時は、ちょうどノルウェーの高校生が弾けるルッセファイリング(約1ヶ月に及ぶ祝賀会)をやっていたものの、静かにお酒を飲みつなぎを着て闊歩しているだけでそこまでうるさくなかった。弾けすぎた故の事故もあり社会問題化されているようだが、うるささだけで言えば日本の成人式の方が上に感じる。(時と場合によると思うけど)。
Russefeiring: Tradition and Transgression! - http://t.co/npLLp6SMIk pic.twitter.com/M8ZMv84xca
— stavangernews (@stavangernews) May 5, 2014
あと、これはあまり語られないことだけど、イケメン比率が高い。今まで30カ国以上に行ったことがあるが、ダントツ1位だと思う。整っているだけでなく、透明感がありなおかつ平均身長が高い。(『ロード・オブ・ザ・リング』のエルフのよう)。
別にイケメンに興味はないが、ライアン・ゴズリングのような人が普通にカフェでマカロンをお勧めしてきたり、ナイル・ホーランのような人がニコニコしながらスーツケースを運んでくれたら、「おぉ」と反射的に思ってしまう。日本にカルヴィンとナイルが居たら結構周りの人が色めき立つのではないかと思うが、オスロではイケメンは珍しくないので、普通な空気が流れていて、イケメンたちも普通に振る舞っている。それもいい。イケメンと言われ続けてきた人にはやや人工的な空気の層があって、人によってはかっこ良く映るけど、なんとなく面倒臭さを感じてしまう時もあるが、ノルウェーのイケメンはその点、天然成分が多く配合されている気がする。
▶【参考】ナイル・ホーラン&ライアン・ゴズリング
日本からオスロへの直行便はなく、ヘルシンキなどで乗り継ぎが必要。飛行時間は11時間30分程度。