どこでもライオン

This lion is everywhere and nowhere.

地図と測量の科学館

つくばにある博物館・科学館の一つ、地図と測量の科学館。好きな人はだいぶ好きなジャンル、かつ好きじゃない人も意外と楽しめるジャンル。つくばの博物館巡りの際はラインナップに加えてみて欲しい!予約は必要だけど、入場料は無料。

入ってすぐ、地図が床に敷き詰めてあるのが目に入る。親子が「北海道でかいね!!!」みたいなことを言いながらずっとペタペタ歩き回りながらはしゃいでいた。

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街でよく見かける測量器の展示があった。勝手にややアナログな機械だと思い込んでいたが、説明を見る限りGPSを使ったりして結構ハイテクな機械のようだ。

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地震の起こるメカニズムがわかる体験コーナーもあった。ハンドルをまわすとプレートが引き込まれ、ひずみがたまり、一気に跳ね上がってしまう。とてもわかりやすい。

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プトレマイオスの世界図も展示されている。2世紀の時点でこんなもの作れちゃうなんですごいな、と思いつつ世界図を取り囲むプトレマイオス(多分)の絵が笑えた。息を吐いている描写は何を意味してるのかな。

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▶︎増田こうすけの絵に似ている気がする
増田こうすけ劇場 ギャグマンガ日和GB 5 (ジャンプコミックス)

地図記号クイズがあって解いていたら、長さ違いの縦3本線の地図記号が。

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「なんだろう?」と思って正解を見てみると…

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荒地」だった。製図する人がやや躊躇してしまいそうな地図記号だ。

荒地の記号は、利用されず荒れたままになっていたり、雑草が生えた土地や湿地、沼地などで水草が点々と生えているところをあらわします。

                                                                            (参照:地図記号:荒地 | 国土地理院)

▶︎荒地を舞台にしたイギリスの作品。ドロドロしている
嵐が丘 (新潮文庫)

INFORMATION

『地図と測量の科学館』HP ☞ https://tsukuba-steam.com/research-institutes/gsi/