米音楽雑誌「ローリングストーン誌」が選ぶ「歴史上、最も偉大なドラマー100人」の1位はレッド・ツェッペリンのドラマー、ジョン・ボーナムだ。
▶レッド・ツェッペリンのドラムがかっこいい曲
確かにすごいし、かっこいいと思うけど何をもってしてあんなにすごくてかっこいいのかよく分からないのが本音だ。せめて遠さだけでもちゃんと知りたいと思いドラムの3日間集中レッスンを受けてみた。
グループレッスンだったが、グループの中で完全初心者は少数派で、楽譜の読み方からしてついていけず、やや悲しくなった。
すっぱいぶどうの論理(きつねが高いところにあってとれないぶどうに対し、「どうせすっぱい」と言ってぶどうの価値を落とすことで自己正当化する話から来た、高いハードルに対する自己防衛の心の動きを表す論理)というやつが発動し、「ふん、ドラムなんて興味ないし、できなくていい」と思ったが、「すっぱいぶどう論理に惑わされちゃだめだ!」と思い直し初日を乗り切った。
ドラムの基本、8ビートができるまでにとても苦労した。右手と左手と足で違う動きをするので、意味不明だった。先生が直感的にリズムを説いてくるが、「わかるけどできんよ」と思った。人格が分裂して歩き始めるような、不可能きわまりないことに思えた。頭で考えすぎるとわからなくなるのでひたすら、模範のリズムを唱えながら体を動かしていたら2日目にできるようになった。
Don't think.Feel. (考えるな、感じろ)。
という教え。
▶︎スターウォーズには、金言がたっぷり詰まっている
3日間の集中レッスンの最後に発表会をやって終わった。結果的に課題曲の成熟度はかなり低かったが、ヨーダの教えが少し分かってよかった。
▶︎課題曲はGreeenの『キセキ』の簡単バージョン